数学
90分 100点満点。
オール記述。
大問2023年まで5題。2024年は4題。各小問数3,4題
2025年入試も大問4題のイメージで記述します。
難易度, 内容ともに 地方国公立大学一般入試以上, 大阪大学一般入試以下 という感じですが, 時間の縛りが厳しくなっているので, 国公立入試よりもタイムマネジメントがシビアといえます。あと,2022,2023年度の入試はかなり難度が高い印象でしたので, 年度によっては数学が苦手の受験生は戦意喪失した受験生も多くいることでしょう。点をとりにいきたいセットと, 我慢して負けない戦いをしなければいけないセットをしっかり見極めてください。しかしながら, 設定を紐解けば, 案外有名問題が多く, 青チャートの重要例題の類題みたいな問題や属性が同じ問題が多い印象です。そこに結び付けることができれば数学が苦手な方も各大問の完答は無理でも, 大きく転ぶことはないでしょう。
対策
・青チャートのレベル3,4 +重要例題 EXERCISEを解きこんで高い単元スキルを
・阪大の入試問題で過負荷トレーニングでなれる
・先生に答案指導をしっかりしてもらう。
正規合格目標点 65/100 (他科目が苦手な方は75/100)
物理
2科目120分200点満点。
オール記述, 空所補充形式あり。
物理の回答に60分かけるという前提で記述します。
巷の単科の医学部医学科のテストとしては, 癖のない良問の印象です。
他所の大学入試がとれなくても案外取りやすいと感じる方も多いでしょう。
大阪医科薬科大学の物理前期試験は、大問4題で構成され、制限時間は60分(理科2科目で120分)です。最後の大問に小問集合が出題されることが特徴です。
2024年度は出題形式は、問い形式と空所補充の出題でしたが、2023年度までと比較して空所補充の出題は減少した。 2024年度入試の問題は2023年度までと比較して易化したため、合格するためには高い得点を必要としたと思われます。
大問3題は、比較的易しい問題でしたが、最後の設問は計算量が多いため時間がかかります。なまじ解けてしまう難易度であるので時間を使いすぎてしまう受験生もいたと思われます。
小問集合は、原子範囲の出題が2問あり、そのうちの1問はベクレルの意味がわかっていなければ答えられない出題でした。また、2021年度まで連続で出題されていた電力の出題と、2021~2023年度まで3年続けて出題された物理量の次元を問う設問が出題されませんでした。小問集合は取りどころですが, 教科書の隅々までの知識が必要です。
対策
・第1~3問は名問の森などのボリュームの問題を早く解けるように反復練習を
・小問集合は過去問のやり込みは有効です。
正規合格目標点 65/100 (他科目が苦手な方は75/100)