数学の特徴
・数学は90分150点です。第1問の小問集合は見た目が一瞬見たことがないような単問もありますが概ね青チャートの基本例題のレベル3クラスの問題です。時間的にゆとりもあるうえ, こちらで80点くらいの配点もあるので, 比較的高得点を取りやすいです。
逆に言えば,ここをとれないと非常に厳しい戦いになります。
90分のうち45分は第1問に費やしてもいいと思います。
正規合格の目標得点:110/150

物理の特徴
・理科は120分200点。物理は100点。ちょうど60分かけると仮定してお話します。(過去問演習は練習試合のようなものなので必ず直前期は2科目を一気に解きましょう。)
構成は大問5 題。バランスよくどの単元も標準問題(例えばリードαのD問題)を解けるようにしておけば能力的には7割はとれると思います。ただし, 大問5 題中, 2 題は小問が8~10題, その他3 題は5,6 題。導出過程もコンパクトに書かないといけないことから, それなりに早解きが要求されます。
ゆえに, 日頃から,
☆定義して文字をおく
☆物理法則の名前を正しく覚える

などの習慣はつけておかないと思わぬ減点を食らいます。
また, 一回下書きしてから清書する,では無駄が多いのでいきなり解答用紙にコンパクトな字で書くようにトレーニングしておくことが肝心です。
また, 時間に追われるテストだからこそ必ず全体を見渡して,解く順番, 量感の把握, 問題のつながりなどの検討に時間を使って無駄を減らしましょう。いきなり問題に飛びつくのは典型的な失敗パターンです。
正規合格の目標点:65/100